中田敦彦講演会 in 東京~Theory of NAKATA’s Evolution~(2018/7/15)

中田敦彦講演会 in 東京~Theory of NAKATA’s Evolution~(2018/7/15)

今回の中田さんの講演会は、高田馬場駅からそう遠くない、わりと都会の中にある早稲田スコットホールで行われました。
赤茶レンガ造りの建物が上品で綺麗です。装飾が少ない造りなのでカトリックのものでしょうか。
重要文化財で100年経つらしい。すごい……

うだるような熱さが、この空間と緑を吹き抜ける風で和らいでゆきます。

御神体こと中田さんがこの清楚でシックな教会で私たちに教えを説く……
完全に説法のスタイル……!
今日の中田さんは神父さんかな?期待が高まります。

始まる前に主催者のウエオカさんが、

「壇上には上がりません!神しかここには上がれないので」
「中田さん、神というか総帥というか…」

と。よく我々のノリと中田さんの世界観をご存知で……

そしておなじみ「PERFECTHUMAN」の曲が流れ始めました!
今回はどのようなお話が聞けるのでしょうか。

関連記事:中田敦彦講演会@名古屋をマンガレポでお届けします(2018/6/13)

呪われた質問

「教会の壇上って、普通のところに比べてだいぶ高いんですね」

今日のお召し物は黒い長めの前後アシンメトリーのシャツに、黒スキニー、そして浅めの黒色の革靴(くるぶしが見える!)
黒服の中田さんが大好きな私にとっては福眼でしかありません。
この空間でこの服装だとさながら神父様……

 

講演会で楽しみにしているのは質疑応答の時間だ、と話し始めた中田さん。

これまで一人一人の質問を聞いてきて、みんなが悩んでいるのは「やりたいことをやって生きていけるか」であると気づき、それをよく表すあるあるの質問(中田さん曰く、呪われた質問)が

「『やりたくないがこの先の人生が保証されている仕事』をするか、『やりたいがこの先の人生が保証されていない仕事』をするか。中田さんならどちらを選びますか」

というものだそうです。

「やりたいことをやって裕福になる」という選択肢がはなから抜け落ちているから、それが呪いである、と。
中田さんらしい言葉選びで、中田さんらしい指摘がなされています。

主役になりたい

そんな中田さんが、今一番興味があるのが「お金」。
理由は『PERFECT HUMAN』にありました。

中田さんは、PERFECT HUMANによって大きな夢を追い、光を見て、紅白という最高の舞台で栄光を浴び、そして、ひどく傷つきました。

なぜか?
あまりにも儲けが少なかったからです。
完全分配をしたスキルマスターたちにも申し訳なかった、と。

お金を出すというリスクを負い、その分の利益を得る仕組みを「経済」と言います。
そして、資本をより多く出す(リスクをより多く取る)人ほど偉い、というのが「資本主義社会」です。

そのような仕組みの中で、夢を見るのは素晴らしい。
けれど、夢だけを見てお金を見ないと傷つくことを知った。
そう中田さんは語っています。

そして、考えるようになりました。
夢のために、夢を追う人を救うために、もう傷つかないように。

お金を稼ぐにはどうすればいい?

中田さんは「お金が好き」というのは一体どういうことなのか?を説明するため、「サッカー」そして「テレビ」という、全く関わりのないような二つの事柄と比較して語りました。
あなたは「プレイヤー」になりたいのか?それとも「オーディエンス」になりたいのか?ということです。

私はこういう中田さんらしい不思議な比較の方法がすごい好きです。
聞き始めは「なんでそれを比較するの?」と笑えるのに聞き終わりには納得させられている。
いつの間にかうたた寝をしていて、夢を見終わっているような感覚……
何回体験してもいいですね。胡蝶の夢的なものを感じます。

中田さん曰く、「プレイヤー」とはお金を稼ぐことが好きな人、サッカーをするのが好きな人、そしてテレビで言えばCMを放送する企業。
逆に「オーディエンス」とは、お金を使うことが好きな人、サッカーを見るのが好きな人、そして番組及びタレント。

それになぞらえれば、今日の講演会のプレイヤーは主催者のウエオカさんです。
中田さんは、一見主役に見えながらも、サポーター、オーディエンスなのです。

それに気づいたのは半年前。
なら主役になりたい!
そう語る中田さんの顔の眩しかったことは言うまでもないでしょう。

Theory of NAKATA’s Evolution~俺の味方になってくれ~

「お金を稼ぐにはどうすればいい?」
そう思った中田さんが初めに作ったのはノートでした。
その値段、6000円。

……ええ、私には分かりますよ。
中田さんが個人で作ったものですからそりゃ普通のものより割高になりますし、中田さんがデザインしたということで付加価値も付きますし。
素材も良いものですから、それだけの値段にもなりましょう。ええ。

とはいえやはり当初、講演会で初めて売った時はあまりにも売れずに、キレ倒して傷ついたそうです。
(中田さんのヒステリックなシャウトが個人的に好きです)

中田さん、彼は夢のためならプライドを捨てられる男です。
公演後に手売りをして、徐々に売れて行ったそうです。
そこでディズニーよろしく、ものを売るためにはエピソードが必要であり、それが経済だ!と気づきました。

それからは、Tシャツやタオルをライブ会場に持っていく時あまりの重さにキレ倒しながらも(2回目)、

  • レターパックを入れすぎてポストの心配をしていた初期(ポストはさながら四次元ポケットというプチ情報)
  • 重さのないラジオや映像などのデータを販売して買えない人の対応にキレ倒していた(3回目)中期
  • バイト数すらかからないスタッフ権利券の販売を始めた後期
  • そして自動的な月額利用料を徴収できる様々なアクションの場であるオンラインサロンを始めた今

と半年でかなり様々な段階を経て進化を遂げました。
さすがトライアンドエラーのお人です。

そして中田さんが今目指しているのは、例えば「ZOZOTOWN」や、もしくは銀行のATMのように、手数料を徴収するシステムを作り出すことです。

「俺の夢は全てを牛耳るジャニーズを超える、何でもできるアーティストの会社を作ることだ!
俺の目標は夢を諦めかけたやつに機会を与えて原盤権を手に入れて、吉本に逆襲を仕掛けることだ!
俺の講演会で手に入れたいものは仲間だ!
みんな、俺の味方になってくれ!」

夢と失敗と才能、そして宗教画

最後の熱のある宣言と拍手の渦が収まり、質疑応答タイムに入りました。
この後で質問できる勇者は……いました!

その中で、

「夢を言葉にするときは、不可能であり、それを口に出し、絶対的で具体的にする必要がある」
「勇者が勇者たる所以は上記のように夢を言葉にできたからだ、俺は常にそうありたい」
「やりたいことを言って、やれ。」
「死ぬこと以外かすり傷」
「『自分の足元の石を拾って投げろ』が俺の座右の銘。それの別名が『この冷蔵庫にあるもので作れ』」
「才能はそいつの欠点の裏側にある」

等々、様々な心に残るフレーズを聞くことが出来ました!
慎吾さんやヘイ様の話も出ていて嬉しかったです。

最後にサイン入り『天才の証明』のお渡し会とNKT御守りの物販がありました!
お渡し会の時に握手出来るんですけど私はしそびれました……最近よくしそびれます……
次こそはきちんと握手したいです!

また御守りの物販でプラス1000円で中田さんとお写真を撮れたのですが、その時に、


(レオナルド・ダ・ヴィンチの『キリストの洗礼』)

このような構図で、


撮ってる、

方々がいました!

(これは私)

教会ならではのお写真が撮れましたね!
……すいません、楽しかったです!

まだまだ書ききれていない話もありますが、今回はここまでにします。
拙い文章をここまで読んでくださってありがとうございました。


文 らて(@hjchrt1121

・おいしいかき氷を模索中。好きなシロップはブルーハワイ

写真 NKT写真部

 

あなたも記者部ブログを書いてみませんか?写真部員も募集中!→ NKT Online Salon entrance